「あらゆるものは、心にもとづき、心を主とし、心によってつくりだされる。
もしも清らかな心で話したり行ったりするならば、福楽はその人につき従う。 ~影がその体から離れることがないように。」 (法句経第2偈より) 物事は全て、心がつくりだす。 とすれば何事にも囚われず、愛と慈しみの心をもって生活すれば 幸福で楽しい人生がおくれるのではないか、とお釈迦様は言う。 簡単そうで難しい命題である。 しかし、例え小さな親切をしても気持ちがよく、まさに幸福で楽しいと思う。 そんな経験は誰にでもあるだろう。 実は前回取り上げた、法句経第1偈の 汚れた心がつくりだす苦しみは、 荷車を引く牛に車輪がついてくるように、と喩えられている。 重苦しい。重荷を背負った苦悩の人生を暗示しているのである。 一方、清らかな心を保って生活するならば 影がその体から離れることがないように、軽やかに福楽を味わうことができる。 要は心の持ち方の問題なのだが どうせ生きる人生ならば、そういう生き方がしたいよね。 観学院称徳
by kangakuin
| 2005-02-16 23:29
| お釈迦様の言葉
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